印刷の基本

priPrinter は、印刷前にプリンタ出力を操作できるプリンタドライバです。印刷機能の搭載されているすべてのアプリケーションに対応し、priPrinterがプリンタドライバに選択されていることで、priPrinterがプリンタドライバの代わりに起動し、面倒な印刷パターンも簡単に行うことができます。

使い方

ステップ 1: 印刷したい資料ファイルを、該当のアプリケーション(Microsoft Office365など)で開きます。ファイルを開いたアプリケーションに搭載している、印刷機能を使い [ファイル] > [印刷…] コマンドを選択します。[印刷] ダイアログボックスから priPrinter を選択し、[印刷] または [OK] をクリックします。

この段階で、priPrinter はページの説明、グラフィックコマンド、画像、フォント、テキスト文字列を収集し、圧縮形式で priPrinter ビューアに送信します。

ステップ 2: priPrinter アプリケーションが表示されます。ここで、ページをプレビューしたり、レイアウト を変更したり、その他の操作を実行したりできます。例えば、ページを トリミング できます。

ステップ 3: [印刷] ボタンをクリックし、実際のプリンタにページを送信します。 または、 [ファイル] > [印刷…] コマンドを選択してその他のオプションを選択します。

priPrinter は収集したデータを実際のプリンタに送信します。

定義

以下の用語は、ヘルプファイル内で使用されます。

  • ページ – アプリケーションにより出力される単一ページ
  • シート または 用紙 – 実際の紙のシート。用紙には複数のページが含まれている場合があります。
  • ジョブ または ドキュメント – アプリケーションによりユニットとして出力されるページのセット
  • 片面 – 用紙の片面
  • 両面 – 両面印刷
  • 余白 – ページのコンテンツを囲む空白。余白は、テキストの行の始まりと終わりを定義するのに役立ちます。この領域をドラッグしてサイズを調整します。ハードウェア余白より小さくすることはできません。
  • ハードウェア余白 –   印刷できないスペース。 ハードウェアの制限により、プリンタはこの領域を印刷できません。いくつかのプリンタは余白なしで印刷できます。フチ無し印刷と呼ばれることもあり、[プリンタのオプション] ダイアログでこの機能を有効にする必要があります。
  • 綴じしろ – 2つのページを統合するための空白スペース。追加のオプションを右クリックするか、綴じしろのサイズを変更するにはドラッグします。綴じしろの印刷も可能です。